食道から大腸まで消化器全般の症状に対応します
こんにちは、東急東横線の大倉山駅 西口より徒歩3分、大倉山メディカルビル1階にある【大倉山メディカルクリニック】です。
当院の消化器内科では消化器全般の症状に対応しています。
今回は、消化器の各器官の名称とはたらきについて、詳しくご紹介いたします。
消化器とはどこを指す?何をしているところ?
消化器は食道から大腸までの消化管と、消化吸収を助ける臓器である肝臓、胆道、膵臓などから構成されています。
消化器の主なはたらきは、食べ物を摂取して、身体の中に吸収しやすいように栄養素を分解(消化)し、食べた物の栄養素を身体の中に吸収することです。
身体の中に吸収されなかった物は身体の外へと排出します。
消化器の種類とはたらき
消化器の種類とそれぞれのはたらきについて紹介します。
●食道
食道の筋肉が波打つような動き(蠕動運動)をして、食べた物を胃へと運ぶはたらきをしています。
喉とのつなぎ目には上部食道括約筋、胃とのつなぎ目には下部食道括約筋があり、それぞれ喉や胃に入った食べ物が口や食道へと逆戻りしないようにする役割を担っています。
●胃・十二指腸
胃は食べた物を一時的に貯めて、蠕動運動と胃液によって消化を行っています。
十二指腸は胃と小腸をつないでおり、膵液と胆汁と胃で消化した食べ物を混ぜて小腸で消化・吸収されやすいようにさらに細かくしています。
●肝臓
肝臓の主なはたらきは「胃や腸で吸収されやすい形にされた食べ物を身体で使いやすい物質に変化させて蓄える(代謝)」「消化を促す胆汁をつくる(胆汁の生成)」「アルコールや薬などの身体に有害な物質を分解して毒性の低い物質に変える(解毒)」の3つです。
●胆のう・胆管
肝臓で作られた胆汁を胆のうに蓄えて、食べ物が十二指腸に送られてきたら胆汁を十二指腸へと注ぐはたらきを担っています。
胆管は十二指腸と胆のうとをつないでいます。
●膵臓
すい臓の主なはたらきは「膵液を作って十二指腸へと送り、食べ物の消化を助ける」「血糖を調節するインスリンなどのホルモンを作り、血液の中に送る」の2つです。
●小腸
小腸は空腸と回腸から成ります。胃や十二指腸で消化・吸収されやすくした食べ物をさらに消化しやすいように分解して、栄養素を吸収しています。
●大腸
盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸で構成される器官です。
消化されて粥状になった食べ物が小腸から大腸へと送られてきます。
送られてきた物の水分とミネラルを吸収して便を作るはたらきがあります。
当院における消化器症状への対応
大倉山駅エリアにある病院【大倉山メディカルクリニック】では消化器内科にて、食道から大腸までの消化器全般の症状に対応しています。
胸やけ、吐き気、嘔吐、胃痛、腹痛、下痢、血便、食欲不振、体重減少などの消化器症状がありましたらお早めに受診ください。
内視鏡によるポリープの検査やピロリ菌検査など、各種精密検査も行っています。