緩和ケアについて
痛みのコントロール
緩和ケアでは、患者さんの痛みを取り除くことを一番に考えます。
それぞれの症状や体質にあわせた薬を適切に用いることで、痛みを抑えることができます。
痛みに耐えて、我慢する必要は全くありません。
がんの痛みは、身体的なものから精神的なものまで、
さまざまな要因が複雑に重なり合って痛みを引き起こしていることが多く、
痛み止めの薬をはじめ、苦痛を和らげる方法はさまざまです。
患者さん一人ひとりの痛みの症状や強さ、薬との相性に応じて
患者さん、ご家族との相談のうえで、
幅広い種類の選択肢の中から、適切な治療を進めていきます。
本当の痛みは、患者さんにしか分かりません。
我慢せずに、早い段階から、ご自身の痛みについて教えてください。
上手にコントロールする治療を始めていきましょう。
さまざまな要因が複雑に重なり合って痛みを引き起こしていることが多く、
痛み止めの薬をはじめ、苦痛を和らげる方法はさまざまです。
患者さん一人ひとりの痛みの症状や強さ、薬との相性に応じて
患者さん、ご家族との相談のうえで、
幅広い種類の選択肢の中から、適切な治療を進めていきます。
本当の痛みは、患者さんにしか分かりません。
我慢せずに、早い段階から、ご自身の痛みについて教えてください。
上手にコントロールする治療を始めていきましょう。
医療用麻薬を誤解していませんか?
■ 医療用麻薬は、効果的で安全性の高い治療です
医療用麻薬は、がんの痛みのコントロールにとても有効です。ですが、麻薬中毒などの誤ったイメージや副作用に対する過度の不安によって、医療用麻薬を敬遠している方も多くいらっしゃいます。
医療用麻薬は、痛みがある状態で適切に使用すれば、たとえ摂取する量が増えたとしても、中毒にはなりません。
また、医療用麻薬の一般的な副作用としては、吐き気・嘔吐、眠気や便秘などがありますが、多くの副作用は予防や治療ができます。
■ 患者さんに合わせて、幅広い種類があります 医療用麻薬には、粉末(粉薬)、錠剤、徐放剤(ゆっくりと長時間効く薬)、内服液、貼付剤、坐剤、注射剤、シリンジなど幅広い剤形が揃っており、患者さんの痛みの症状や強さに合わせて対応できます。
医療用麻薬は、痛みがある状態で適切に使用すれば、たとえ摂取する量が増えたとしても、中毒にはなりません。
また、医療用麻薬の一般的な副作用としては、吐き気・嘔吐、眠気や便秘などがありますが、多くの副作用は予防や治療ができます。
■ 患者さんに合わせて、幅広い種類があります 医療用麻薬には、粉末(粉薬)、錠剤、徐放剤(ゆっくりと長時間効く薬)、内服液、貼付剤、坐剤、注射剤、シリンジなど幅広い剤形が揃っており、患者さんの痛みの症状や強さに合わせて対応できます。