胃痛・胃もたれがあったら「ピロリ菌検査」を受けてみませんか
こんにちは、東急東横線の大倉山駅 西口より徒歩3分、大倉山メディカルビル1階にある【大倉山メディカルクリニック】です。
胃痛や胃もたれが続いていたら、ピロリ菌に感染している可能性があります。
当院では胃にピロリ菌がいるかどうか診断し、いた場合も適切な治療を行っています。
今回はピロリ菌がいると起こること、ピロリ菌感染がわかった時の治療についてお話します。
ピロリ菌とは?
ピロリ菌は、人の胃に住みつく菌です。
ピロリ菌が胃に住みつくと、胃・十二指腸潰瘍が引き起こされます。さらに、MALTリンパ腫や胃がんにかかりやすくなります。
中でも多くの胃がんは、ピロリ菌に感染することで起こる萎縮性胃炎が原因となっています。
胃腸の健康のためには、ピロリ菌から胃を守ることが大切です。
ピロリ菌がいるかどうかは、胃カメラで診断できます。ピロリ菌がいる胃といない胃の違いは次のように、見た目で違います。
・表面はなめらかで艶や光沢があります。
・粘液は水で洗い流せるほどサラサラしています。
・胃のひだは細く、まっすぐに走っています。
・胃の粘膜が全体的に赤くなります。
・粘液は白く濁って粘り気があります。
・胃のひだは太く、うねっていることもあります。
ピロリ菌感染が長く続くと、炎症が長く続くことになり、胃酸を出す胃腺が減っていき、胃の粘膜は薄くぺらぺらになってしまいます(萎縮性胃炎)。
当院ではピロリ菌に感染しているとわかった患者さんに、3種類の内服薬を処方しています。
この薬を1週間内服いただくことで、約80%の方がピロリ菌を除菌できると言われています。
ピロリ菌の感染を放置して、悪化すると今まで以上に胃痛や胃もたれが強くなります。最悪の場合、胃がんになることもあります。
ピロリ菌が見つかったら、ぜひお早めに治療を始めましょう。
除菌に成功しても、ピロリ菌に長く感染していた方ほど、胃の粘膜が健康な状態に戻るまで時間が必要となります。
胃がん予防のためにも、除菌後も定期的に内視鏡検査を受けるのがおすすめです。
当院では痛くない、つらくない内視鏡検査を心がけています。
胃痛や胃もたれでお悩みの方、胃や大腸の健康状態が気になる方はぜひご予約の上ご来院ください。