超音波検査
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- 肝 臓
- <主な働き> 食べ物の栄養をエネルギーに変える「代謝」、アルコールなどの毒物を分解する「解毒」、脂肪の消化を助ける「胆汁の分泌」の3つの働きをします。
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- 胆のう
- <主な働き> 肝臓で作られた「胆汁」を溜めておく臓器。胆汁は胆管から十二指腸に流れ、脂肪の消化を助けます。
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- 膵 臓
- <主な働き> 多くの消化酵素を含む消化液「膵液」や、血糖値をコントロールする「インスリン」を分泌します。
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- 脾 臓
- <主な働き>
血液中の老化した赤血球を破壊・除去し、病原菌や細菌に対する抗体を作ったり、新しい血液を溜める働きをします。
・脾腫
脾臓が通常より腫大している状態です。肝臓や血液の疾患、感染症などが起因します。
・脾のう胞
脾臓のリンパ管や血管が変化したり、外傷、感染、梗塞などが原因となって脾臓の中に袋を作ります。
・副脾
生まれつき脾臓の周りに、脾臓と同じ働きをする小さな塊がある状態です。
特に問題はありません。・脾血管腫
毛細血管が増殖してできた良性腫瘍です。大きさによっては精密検査が必要となります。
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- 腎 臓
- <主な働き>
血液をろ過して老廃物や塩分を尿として体外へ排出します。さらに、体内の水分量や塩分・カリウムなどの電解質の濃度を調整しています。
・腎委縮
腎不全などが原因で、腎臓が小さくなってしまう状態をいいます。
・腎盂拡張(水腎症)
腎臓の中に尿がたまり、膨張した状態です。原因として尿管結石や尿管腫瘍などが考えられます。
・腎血管筋脂肪腫
血管・筋・脂肪から構成される、発生頻度の高い良性腫瘍です。大きい場合は出血の危険性もあり、外科的手術の適応となることがあります。
・腎結石
腎臓にできた結石のことです。小さければ自然排出や経過観察で様子を見ることになります。
・腎のう胞
腎臓にできた液体が入った袋状の組織です。加齢とともに発生頻度が上がりますが、特に問題はありません。多発性の場合、経過観察となります。